映画

スワロウテイル

スワロウテイル [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2000/11/15メディア: DVD クリック: 8回この商品を含むブログ (11件) を見る夜中、友達がTSUTAYAで借りたDVDを持って遊びに来たので、2人して見る。 10年前(!)の公開当時は年齢制限に…

シムソンズ

とうとう見に行ってしまった。8割5分大泉洋見たさで。しかも、茨木くんだりまで。京都でやってないのは一体何故だか。で、大泉さん、素晴らしい役どころ。影の主役とあえて言っても良いくらいの。というわけで、映画の内容云々ではない次元で、大変満足して…

昨日は

友人宅でジブリ映画を2本立てで見た。「ラピュタ」と、「耳をすませば」。 ラピュタの製作年(公開年?)が1986年ていうのが、どうにも即座には信じがたい。20年前の映画か、あれが。道理で映画館で見た記憶がないわけだけれど、一度でいいからスクリーンで…

空中庭園 @滋賀会館シネマホール

最終日に、逡巡の末、夕方雨があがったので行ってきた。『家族の崩壊と再生』というよりは、唯一のルールの崩壊・無効化が露呈しても、なお崩壊することのない『家族』の物語だった。本当は「理想の家族」なんてとっくに駄目になっていて、でもその駄目さを…

エレニの旅 @京都シネマ

これは今日。何度かある、水上をいかだやら舟やらで漂うシーンと、主人公エレニとアレクシスが夢の中で「河」の源流をたどるエピソードが象徴的な、寄る辺のない「難民」の物語。映画館を出て、時計を見て、3時間近く経っていることに驚いた。確かに大作で…

ある子供 @京都シネマ

見たのは先週なのだけれど、ぼーっとしていたのと、感想がことばにならなかったのとで、ほったらかしていた。ダルデンヌ兄弟の映画を見るのははじめてだったけれど、何というか、素直に、すごいな、と思った。非常に、「能動的に」観ることを要求される映画…

THE 有頂天ホテル @TOHOシネマズ二条

友人と、2回目。やっぱり伊東四朗に持ってかれる。あれはズルイ。あと、顎を左右にカクカクいわす生瀬さんが大好き。梶原善の役どころはどうしていつもあんなに「オイシイ」のだろう。ただ、何度も見るには若干長いかもしれない。

ロバと王女 デジタルニューマスター版 @みなみ会館

奇跡的に早起きをして、朝一番で。ともかく、ジャック・ペランがものすごく若い。そして男前。王子様タイツもはきこなせちゃってるくらいに。なんだけど、普通のファンタジーのつもりで見に行ったら、半ば以上コメディーのようだった。さらにその笑いのかた…

運命じゃない人 @滋賀会館シネマホール

今日から春休みなのをいいことに、越境して滋賀会館まで。しかし、京都と大津って、びっくりするくらい近い。10分ぐらい。 タイトル通り、『運命じゃない人』たちそれぞれの物語が色んな巡り会わせで重なって、繋がって、面白さを産む映画。「ひとつ」の物語…

ニューシネマパラダイス ノーカット版

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]出版社/メーカー: PI,ASM発売日: 2002/03/22メディア: DVD クリック: 142回この商品を含むブログ (103件) を見るおととい深夜、友人宅にて。映画として、「わかりやすい」のは2時間に短縮された劇場版か…

風の谷のナウシカ

やっていたら、みてしまうに、決まっている。そして、見てしまうと、原作を読み返したくなる。 さらに、みんなのいえは録画していたりする。何してるんだか。

博士の愛した数式 @MOVIX京都

ちょっと自戒的に言うなら、文系特有の、数学とか、数学者とか、数式への憧憬のようなものを、もれなく刺激する映画。でも、よい映画だったと思う。寺尾聰のチャーミングさがとても素敵。原作も、そのうち読んでみようと思った。

THE有頂天ホテル @TOHOシネマズ二条

朝9時半から、三谷幸喜舞台挨拶付きの回をわざわざ見に行った。普段だいたい9時ごろにしか起きない人間にとっては、目眩がするほどの早起き。でも成功できたのでよし。キャストが豪華なのは間違いないのだけれど、そのキャストを全部活かしきってる感じが…

ローマの休日 @京都宝塚劇場

二条に東宝系のシネコンが出来たことで、四条の3館が閉鎖になる、その閉館イベント(何て違和感の滲む単語!)として、洋邦の「名作」を今日明日500円で上映するというので、今日18時半からローマの休日を見に行ってきた。京都で育ったのではない私にとって…

ニューシネマパラダイス @京都シネマ

ニュー・シネマ・パラダイス [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2000/08/11メディア: DVD クリック: 27回この商品を含むブログ (67件) を見る 「人生はもっと困難だ」「自分のすることを愛せ」 特に印象的だった2つの台詞。感想は、書きません。…

天空の草原のナンサ @京都シネマ

なぜか、私は昔から「モンゴル」へのあこがれが強くて、それは大部分、椎名誠によって形作られたものだと自覚しているけれど、その「憧憬」を呼び起こしてくれるような映画だった。それが「いいこと」なのかどうかの判断は、私には出来ないけれども。 実際の…

ものすごく久しぶりに

映画館へ行った。「疾走」を見に。 よくわからない、というのが正直な感想なのだけれど、でも、ずっと、内臓の奥の方がぞわぞわというか、ちくちくするみたいだった。なんだろうこれ。リリィ・シュシュを初めて見た時に、少し似ている。かもしれない。 うま…

ガンジー

ガンジー コレクターズ・エディション [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント発売日: 2004/06/23メディア: DVD クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見るを見た。とてもバランス感覚の優れた映画という印象。日本では半ば「…

雨月物語

雨月物語 [VHS]出版社/メーカー: 大映発売日: 1995/10/13メディア: VHS クリック: 2回この商品を含むブログ (18件) を見る友達がゼミでとりあげるらしくて、ビデオを持っているというから、家に遊びに行ったついでに鑑賞会。「溝口健二」という名前は、それ…

リンダリンダリンダ@京都シネマ

夏くらいから最終日にばかり映画を見ている気がするけれど、まぁいいや。なんていうか、「文化祭でガールズバンドでブルーハーツ」ていう謡い文句から受けるよりは、ずっと落ち着いた印象の映画。 途中から「パーランマウム」というバンドの文化祭ライブのド…

「アルナの子どもたち」

という、パレスチナ難民キャンプの現状を追ったドキュメンタリー映画の上映会があって、見に行った。長年、ジェニンのパレスチナ難民キャンプで、子どもたちのために、演技や絵画や様々な創造的な活動を提供したアルナ・メル=ハミースというユダヤ人の女性…

メゾン・ド・ヒミコ@MOVIX京都

今日は、めでたく大学院に受かった先輩と、お祝いで御飯を食べに行ったので、そのついでに。 ゲイである父・卑弥呼(田中泯)と、その父を嫌う娘・沙織(柴咲コウ)と、父の若い恋人・春彦(オダギリジョー)の距離感とか関係、が軸になっていることはなっているの…

サマータイムマシン・ブルース@京都シネマ

明日までだというので、見てきました。もっと暑い時期にクーラーのないところで見るともっと面白いだろうと思った。「タイムパラドックス」に細心の注意を払っていて、その結果、非常に論理的な「笑い」が展開されていて、とても好きなタイプの映画だと思っ…

亀は意外と速く泳ぐ@京都シネマ

平凡の非凡さとか、日常の幸福とか、そういうのがテーマのようにも、見えなくはない。でも、そんな、テーマとか、メッセージとか、大層なことはどうでもいいじゃないか、とでもいいたげな、ゆるゆるとした、尚且つ少しきゅんとする映画だった。 夫が海外赴任…

大いなる休暇@京都シネマ

「亀は〜」もこれも今日が最終日なので、2本見ることに。カナダの映画ということは知っていたけど、ケベックの映画だということは知らなかった。確かにこれは、英語の映画というよりはフランス語の似合う映画だと思った。 舞台はサントマリ・ラ・モデルヌと…

ヒトラー〜最後の12日間〜@MOVIX京都

追い詰められた個々の人間達の物語として見ることも、ナチスという1つの組織が崩壊していく過程の物語として見ることも、哀しい家族達の物語として見ることも出来る。だけど、どのように見たとしても、アドルフ・ヒトラーという人が、徹底して、非常に『人…

妖怪大戦争

見てきました。SF怪獣もの、もしくはヒーローものに「妖怪」の要素が加わった、子ども向けの娯楽映画として見ることももちろん可能だけれど、それにしては「妖怪大戦争」というタイトルにも拘らず妖怪たちは川太郎と川姫を除いてほとんど「戦って」いない…

映画日本国憲法@京都シネマ

珍しく早起きが出来たので、この期を逃すまいと。うまく言葉にすることが出来ないが、見てよかった。シリアだったかレバノンだったかの市民の方が、「日本は戦争で一番苦しんだ国のはずでしょう。なぜ今戦争を繰り返そうとするのです。」という趣旨のことを…

トニー滝谷@みなみ会館

2月以来懸案であったトニー滝谷をようやく見た。最終日だったが、結構な人の入り様だった。非常に静謐な印象の映画で、西島秀俊の「語り」が素晴らしく良かった。イッセー尾形と、宮沢りえと、西島秀俊の映画だと思った。おそらくかなり原作に忠実な台詞(と…

Little Birds@みなみ会館

久々に、他人に薦めたくなる映画だった。特に、あの戦争について少しでも言い訳がきくと思っている人に。「私たち」がイラクで何をしたか。ということを正面切って突き付ける映画。見ている途中から今も、怒りと、贖罪と、色々な感情がぐちゃぐちゃに混ざっ…