リンダリンダリンダ@京都シネマ

夏くらいから最終日にばかり映画を見ている気がするけれど、まぁいいや。

なんていうか、「文化祭でガールズバンドでブルーハーツ」ていう謡い文句から受けるよりは、ずっと落ち着いた印象の映画。
途中から「パーランマウム」というバンドの文化祭ライブのドキュメンタリーを見ているような気になるくらい、「素」というか、日常的な雰囲気が出ていた。ブルーハーツの曲と同じで、一見賑やかなんだけど、じんわりと身体の中に染み入ってくる感じ。すごく良い。

ブルーハーツも文化祭も、自分の中には今はもうない感覚だと思っていたけど、映画の中で聴いた「終わらない歌」があまりに新鮮で、びっくりして、MDを捜して聴いていたりする。

それから、湯川潮音と山崎優子の歌のシーンは、さすが本職。関根史織は本職以上に演技も雰囲気も良かった。Base Ball Bear頑張れ、と思った。

あと、ペ・ドゥナがいちいちかわいらしい。
個人的な傾向として、眉毛が出るくらい短い前髪が似合う人が好きみたいです。