エレニの旅 @京都シネマ
これは今日。
何度かある、水上をいかだやら舟やらで漂うシーンと、主人公エレニとアレクシスが夢の中で「河」の源流をたどるエピソードが象徴的な、寄る辺のない「難民」の物語。
映画館を出て、時計を見て、3時間近く経っていることに驚いた。確かに大作ではあるけれど、長さをまるで感じなかった。
とにかくギリシャ現代史の知識が申し訳ないくらいに欠如しているので、細部の社会背景のようなところは理解できなかったのだけれど、とても「強さ」のある映画だった。
それから、映像が非常に美しい。シーンによっては残酷なくらいに。
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