εに誓って (講談社ノベルス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/05/10メディア: 新書購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (235件) を見る帰りに京都駅の本屋で買って、帰ってからちゃらっと読む。こうも出る度に読んでいるといい加…

神様のボート (新潮文庫)作者: 江國香織出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/06/28メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 71回この商品を含むブログ (178件) を見る高校生のころ、学校の行き帰りによく読んでいた。 なかでもとりわけこれと、きらきらひかる (…

再読。河岸忘日抄作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 104回この商品を含むブログ (121件) を見る ためらいは、断ち切られるためにある。吹っ切れる、吹っ切れないとは、そういうときに好んで用い…

大正時代の身の上相談 (ちくま文庫)作者: カタログハウス出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/02/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (38件) を見る回答者のシニカルっぷりが冴え渡っていて面白い。これが実際の紙面だったら…

レタス・フライ (講談社ノベルス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/01/11メディア: 新書 クリック: 13回この商品を含むブログ (209件) を見るさらっと。いくつかの種明かしに、ふーん。という感じ。檻とプリズムとか、ちょっと好きな感じ。

牛乳の作法 (ちくま文庫)作者: 宮沢章夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (29件) を見るええと。タイトルになっている軽井沢での話とか、坪内逍遥の話がおもしろかった。演劇とか、身体…

四国はどこまで入れ換え可能か (新潮文庫)作者: 佐藤雅彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/10/28メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 177回この商品を含むブログ (121件) を見る本屋さんで、通りすがりにタイトルを見て、「ん？」と思ったら、佐藤雅彦だ…

植民地主義と文化―人類学のパースペクティヴ作者: 山下晋司,山本真鳥出版社/メーカー: 新曜社発売日: 1997/12メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る足のこともあって、一日家でゴロゴロしながら昨日大学で借りた本に所収の論文を…

河岸忘日抄作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 104回この商品を含むブログ (121件) を見る読み終えて、何か感想を言葉であれこれ述べることをためらうような本だった。無理なのを承知で、ずっと「…

雪沼とその周辺作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/11メディア: 単行本 クリック: 63回この商品を含むブログ (113件) を見る「雪沼」という土地と、その周辺に縁のある人々の、７つの物語。 「イラクサの庭」と「送り火」が特に好きだと思っ…

τになるまで待って (講談社ノベルス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/09/06メディア: 新書 クリック: 17回この商品を含むブログ (259件) を見るうーん、こんなもんかな。という以上の感想を持てないでいる。此処のところ毎回だけど。残り30…

「ことば」の課外授業―“ハダシの学者”の言語学1週間 (新書y)作者: 西江雅之出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2003/04メディア: 新書購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (7件) を見るずっと前に買ったきりだったやつ。文体がですます調の語り口調で…

坂口安吾全集〈12〉 (ちくま文庫)作者: 坂口安吾出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1990/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る昭和25年から26年にかけて「小説新潮」に連載された11篇を集めたもの、らしい。舞台は明治20年頃の東京で、探偵役…

とは何か (ちくま新書)" title="とは何か (ちくま新書)">とは何か (ちくま新書)作者: 大塚英志出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/10/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (40件) を見る「歴史」は「つくられる」ということを…

前述の東アジア本を読み終えた。大体においてなるほどなぁとは思ったが、首肯しきれない感じ。何に違和感を感じているのか自分でも把握できてないのだけれど。あと、もう単なる愚痴だが、論文集なのを差し引いても各章のつながりがバラバラで、もうちょっと…

三好達治随筆集 (岩波文庫)作者: 三好達治,中野孝次出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1990/01/16メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見るああ、いいなぁ、という感じ。穏やかで、柔らかくて、温かい。非常に贅沢。以下、強く印象に残ったところを…

巷説百物語 (怪BOOKS)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1999/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (31件) を見る実家の本棚を物色していて、なんとなく目があったので久しぶりに再読。漫画版も出ているのか*1。今…

いやげ物 (ちくま文庫)作者: みうらじゅん出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/07/07メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 61回この商品を含むブログ (47件) を見る帰ってきてさっそく読んだ。「色物として」とか「ネタとして」なんて留保なしで面白い。さ…

不可触民と現代インド (光文社新書)作者: 山際素男出版社/メーカー: 光文社発売日: 2003/11/14メディア: 新書購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (11件) を見る「今なお残るカースト差別と勇敢にも戦う指定カースト出身の人々」という非常にわか…

ヒンドゥー教 (シリーズ世界の宗教)作者: マドゥ・バザーズワング,Madhu Bazaz Wangu,山口泰司出版社/メーカー: 青土社発売日: 2004/06/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る研究室で借りて来て、斜め読み。というか半ば拾い…

ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/05/02メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (82件) を見る読み終わって、いやー面白かった！と単純には言えないけれど、『現代の“ミヤザワケンジ”…

陰陽道 呪術と鬼神の世界 (講談社選書メチエ)作者: 鈴木一馨出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/07/10メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 5人 クリック: 84回この商品を含むブログ (10件) を見る第四章 暦と世界の変化の、『暦を成り立たせる世界観』…

バタイユ入門 (ちくま新書)作者: 酒井健出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/09/01メディア: 新書購入: 5人 クリック: 24回この商品を含むブログ (22件) を見る『聖なるもの』とか『至高性』とか『力〈フォルス〉と力〈ピュイサンス〉』とかいうバタイユ…

観念論ってなに? (講談社現代新書)作者: 冨田恭彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/19メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (18件) を見る昨年買ったはいいけど読んでなかったやつ。最近ヒューム絡みでバークリーの名前を聞いたこともあ…

ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven作者: 森博嗣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 24回この商品を含むブログ (300件) を見るあまり感想が浮かばない。まぁいつも通りの感じで。飛行機にさして興味がない人…

文学王 (角川文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1996/03メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見る藤井貞和と金子光晴が読みたくなる。

ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座 宗教紛争はなぜ終わらないのか作者: 井沢元彦出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2004/11/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (24件) を見る３宗教の解説部分はさらっと総まとめ・復習には良…

アイヌ史を見つめて作者: 平山裕人出版社/メーカー: 北海道出版企画センター発売日: 1996/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (2件) を見るちょっと感動的なまでに平易で、明快。入門として「とりあえず知りたい」ことがわかるアイヌ通史、とい…

朝鮮通信使と日本人―江戸時代の日本と朝鮮作者: 李元植,李進煕,辛基秀,田中健夫,吉田宏志,大畑篤四郎,田代和生,仲尾宏出版社/メーカー: 學生社発売日: 1992/03/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るゼミの参考文献のひとつ。本来のテーマと…

事件の構造はいたってシンプル。犯人とかトリックの出来が個人的な作品の毀誉にあまり影響しないのはミステリと括られる中では森博嗣ぐらいかも。つまり、もう「ミステリ」として読んでない、ということ。久々の犀川先生の、相変わらず独特な見解が面白かっ…