陰陽道 呪術と鬼神の世界/鈴木一馨

陰陽道 呪術と鬼神の世界 (講談社選書メチエ)

陰陽道 呪術と鬼神の世界 (講談社選書メチエ)

第四章 暦と世界の変化の、『暦を成り立たせる世界観』のあたりが特に面白かった。

グレゴリオ暦の持つ宗教性とか、改暦によって世界が断絶したりしなかったりとか。農耕文化的な、円環的な時間概念とキリスト教の直線的な時間概念との違いとも関係する感じで。