NHKスペシャルを

見た。ダルフール紛争について。

なんでもかんでも国連はじめ「国際社会」が介入・干渉して解決するとは思わないけど、徹底して『人権より利権』の現状には、ちょっと、的確な言葉が見つからないけれども、義憤のようなものを感じずにはいられない。義人でも善人でもないけど。


ジェノサイド条約にしても、そこで起きている事を「ジェノサイドである」と認定する基準は杓子定規に決められるものではないし、そのことが「国際社会」に手を拱く隙を与えてしまっている。

それに関して、ダルフールに展開するアフリカ連合平和維持部隊の、ルワンダ出身の副司令官の話は非常に重かった。

「国際社会」というやつは、11年前から何も変わってないのかな、と思ったり、彼らの「命」にある意味で「値段」がついてしまっている状況についてぐちゃぐちゃ考えたり。

1本数百円のワクチンで救えるはずの命もあれば、数千万円集めて、海外で移植を受けて救われる命もあって、ねこぢるに確かそんな身も蓋も無いネタがあったなぁ、と思い出したり。


で、結局は自分のぬくぬくとした立場を思い知る。

うーん。