続百鬼園随筆 (新潮文庫)作者: 内田百けん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/04/25メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (21件) を見る読み捨てる、というのでは決してないが、百輭の随筆は、あまり力を入れて読むことがない。随筆なのだか…

ポストコロニアリズム (岩波新書)作者: 本橋哲也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/01/20メディア: 新書購入: 6人 クリック: 54回この商品を含むブログ (61件) を見る 植民に出掛けたヨーロッパ人が、現地人が解すはずもない自分たちの言葉で行った「領…

はじめたばかりの浄土真宗 (インターネット持仏堂 2)作者: 内田樹/釈徹宗出版社/メーカー: 本願寺出版社発売日: 2005/03/23メディア: 新書購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (29件) を見る前のいきなりはじめる〜よりも「浄土真宗のあれやこれや…

見仏記 (角川文庫)作者: いとうせいこう,みうらじゅん出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1997/06/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブログ (149件) を見る何度か読み返しているのだけれど、２人の絶妙な距離感が心地良い。あと、みう…

いきなりはじめる浄土真宗 (インターネット持仏堂 1)作者: 内田樹/釈徹宗出版社/メーカー: 本願寺出版社発売日: 2005/03/23メディア: 新書購入: 7人 クリック: 72回この商品を含むブログ (48件) を見る浄土真宗、というよりは、仏教、さらには宗教の肩肘張ら…

暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)作者: 綾辻行人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/09/10メディア: 新書購入: 1人 クリック: 95回この商品を含むブログ (223件) を見る暗黒館の殺人 (下) (講談社ノベルス)作者: 綾辻行人出版社/メーカー: 講談社発売日…

森博嗣の浮遊研究室〈3〉宇宙編 (ダ・ヴィンチ・ブックス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2004/03/01メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (17件) を見るひまつぶしにうってつけの本。缶ジュースとかペットボトル…

工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2004/12/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ (111件) を見るとてもあっさりと読める『小説』です。『小説』、フィクションですね。ええ。面白…

ふしぎな図書館作者: 村上春樹,佐々木マキ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/02/08メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (129件) を見る装丁が素敵。さっそく読んだ。 あれ、これ読んだことあるよなぁ、っていう妙な既視感。。。 と思った…

街場の現代思想作者: 内田樹出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2004/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (61件) を見るこのひとの書くものはとても「腑に落ち」る。すとん、と入ってきて納得できる。面白かった。 以下、引用。

不在作者: 宮沢章夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/01/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (22件) を見るたしかにハムレットだけど、その肝心のハムレットが最初から最後まで「不在」。あーわかったのはそこまで。 わざ…

供花 (新潮文庫)作者: 町田康出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2001/09/01メディア: 文庫 クリック: 39回この商品を含むブログ (19件) を見る詩集だしね、よくわからないんだけれども、面白い。視点というか、もののみかたなのかな。「プラチナの釈尊」とか「…

サーチエンジン・システムクラッシュ (文春文庫)作者: 宮沢章夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (39件) を見る表題作の方が面白かったかな。曖昧なままに置き去りにされる感じがなかな…

先生はえらい (ちくまプリマー新書)作者: 内田樹出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/01/01メディア: 新書購入: 10人 クリック: 88回この商品を含むブログ (251件) を見る納得しました、先生笑。 面白かった。ただ、これを好んで読む中学生や高校生がどれ…

奥様はネットワーカ作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/01/14メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (45件) を見るうーん。話がそれぞれの登場人物の視点で展開する、っていうところで、芥川龍之介藪の中みたいなのを想像してい…

パーク・ライフ (文春文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/10/08メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 52回この商品を含むブログ (254件) を見るうーんパーク・ライフよりflowersの方がえぐくて、そして好きかな。パーク・ライフの終わ…

耳そぎ饅頭 (講談社文庫)作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/01/14メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (54件) を見る面白かった。ところどころあの独特の言い回しがとてもツボ。

日本の植民地支配―肯定・賛美論を検証する (岩波ブックレット)作者: 水野直樹,駒込武,藤永壮出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/11/20メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見る大学の研究室で発見。副題に「肯定・賛美論を検証…

ものは云いようっていうか、もういいよっていうか、とにかく、何だかなーと思うわけです。韓国併合への道 (文春新書)作者: 呉善花出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/01/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 41回この商品を含むブログ (12件) を見るこ…

昨日読み始めたヨーロッパとイスラーム―共生は可能か (岩波新書)が面白かった。確かにアッラーのヨーロッパ―移民とイスラム復興 (中東イスラム世界)とかぶってたけど、アッラーのヨーロッパが書かれた後の状況（9.11やらフランスのスカーフ法やら）もカバー…

アッラーのヨーロッパ―移民とイスラム復興 (中東イスラム世界)作者: 内藤正典出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1996/05メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る昨日図書館で借りた本を読んだ。それぞれの国家の成り立ちが外…

お寺に行こう!作者: お寺に行こう!編纂委員会出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2004/10/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る大学生協で見仏記シリーズbyいとうせいこう・みうらじゅんの親戚臭をぷんぷん放ってて、思わず買ってしまった。扉…

第二阿房列車 (新潮文庫)作者: 内田百けん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/10/29メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (33件) を見る 夕食は私に取っては、一日にたった一度のお膳であって、朝は食べないと云っても、寝ているから食べら…

青空の方法 (朝日文庫)作者: 宮沢章夫出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/04メディア: 文庫 クリック: 15回この商品を含むブログ (40件) を見る宮沢章夫読んだあとは喋り方まで宮沢章夫調になっちゃう。「いきなりではないか」やら「○○はいけない」や…

ええと、現代の否定が過去の称賛につながりやすい、というのは多分万国共通。エリックホッファーも言っていた。で、その上で、特に「思い出に浸りやすい日本人」という構図は成立するのか。ちょっと教育上の問題が、とかなると、そんな問題昔はなかった→昔は…

悪人正機 (新潮文庫)作者: 吉本隆明,糸井重里出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/11/28メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 91回この商品を含むブログ (129件) を見る吉本隆明って、正直ちゃんと読んだことなくて、よしもとばななのおとっつあんっていうイ…

実家のダンボールに放り込まれていた本たちを片付けていたら久住昌之著『工夫癖』を発見。・・・面白いよこれ。何となく宮沢章夫に近いものを感じるのは贔屓目かしらん。摩訶不思議なものに対するアンテナがね。工夫癖作者: 久住昌之出版社/メーカー: 双葉社…