「不可触民」はどこへ行ったか? 南アジア人類学における「植民地主義と文化」という問題/関根康正

植民地主義と文化―人類学のパースペクティヴ

植民地主義と文化―人類学のパースペクティヴ

足のこともあって、一日家でゴロゴロしながら昨日大学で借りた本に所収の論文をちらっと読んだ。


「現代のカースト/アウト・カースト」みたいなことをやろうとしたら、やっぱりイギリスによる植民地支配は考えなくちゃいけないんだろう。「権力としての学問」ということも。

「創られた伝統」としてのカースト、っていうのは、ものすごく納得できる。でも、今まで考えていなかった。というか、気付けていなかった。

インドの「浄・不浄観」みたいな方にも範囲をひろげようかな、とも思った。希望だけれど。