お昼から

根を詰めてゼミのレジュメを作成中。先々週発表したばかりだけど、なんせ学生数が少ないので、恐ろしくレジュメの回転が速い。
朝鮮時代の実学者たちの日本観と日本の学問の評価がとりあえずのテーマなので、もう江戸時代の儒学者フルコースの様相を呈している。日本史でそれぞれの学者の学派やら著作やら師弟関係やらを必死に覚えていた高校時代を遠い目で懐かしみたくもなるくらいに。

その関係で、朝鮮通信使についてもちょっと調べているのだけど、調べれば調べるほど、「日本国王」の偽印まで作って、国書の改竄までして日朝関係を取り持った対馬藩に、おつかれさまです、といたわりの言葉のひとつでもかけて差し上げたくなる。まぁ、その分いろいろと「あがり」もあったみたいだけど。