夕方、

「絶対平和主義」の欺瞞性について話を聞く。

「絶対平和主義」と口にすることはたやすいけれど、それでは実際には何も解決され得ない。

かといって、戦争のある現実を、現実にある戦争を認めてしまうこともできない。

では、どうするかと言えば、せめてその2つの間で悩み、苦しむことであると。

かなり宗教的な回答ではあるけれど、私が普段漠然と抱いている「違和感」を少しだけ解消してくれるような話だった。


私は、「これが『現実』である」とどーんと厳しい事実を突き付けられても、それではいそうですねと引き下がれない理想主義者なんだ、と改めて自覚。それが『あまい』のも、判るけれども。