新教皇が決まり、地震が起き、いくつかの訃報が届き
と、やけに慌しい印象の一日。
でも、こんなニュースもあるんだな、と。
鼻骨折:車を運転中、飛んできたソーセージで 英の男性
★まさか! 英エセックス州に住む男性(46)が車を運転中、飛んできたソーセージが顔に当たって鼻の骨を折った。「こんな事件は聞いたことがない」と救急当局者。男性は仕事を終えて帰宅の途中。気持ちの良い天候だったので、窓ガラスを開けて運転していた。対向車線の車と擦れ違った際、鼻に激痛が走ったという。ソーセージは凍っており、地元警察が事件を捜査している。(AP共同)→http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050420k0000e030031000c.html
なんか、海外のミステリにありそうな「怪事件」の雰囲気。
ベネディクト会に思い至るより先に、まっさきに思い浮かべたのは中学校の理科でやったベネディクト反応。
彼がドイツ人であることが、というか「イタリア人/非イタリア人」の区別が未だに「報道するべきニュース」になるということに、ちょっと違和感を持つ。
バチカンの傾向が原因なのか、日本人の傾向が原因なのか。
と、思っていたら、
新ローマ法王:「大いなる名誉だ」独首相 【ベルリン斎藤義彦】
新法王に選ばれたラツィンガー氏の故郷、ドイツでは950年ぶりのドイツ人法王誕生とあって「ドイツにとって大いなる名誉だ」(シュレーダー首相)と歓迎ムードが盛り上がる一方、カトリック内の改革派やプロテスタントからは、保守派を代表する新法王の誕生に失望や不安の声も上がるなど、複雑な反応を見せている。ラツィンガー氏の生誕地・マルクトルは、ドイツ南部バイエルン州の南東端、オーストリア国境近くにある人口2700人余りの農村。法王誕生の知らせを受けて、急きょ祝賀会が開かれ、市民数百人が参加した。同州はカトリックが多く、新法王選出とともに各地で一斉に教会の鐘が鳴らされた。
毎日新聞 2005年4月20日 13時47分
→http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050420k0000e030072000c.html
どこの国の人も国籍が気になるみたいだ。ヒトラーユーゲント所属の過去がある、という報道も*1。
そういうもんなのかなぁ。保守派路線継続に触れた記事もいくつかあったけど*2。
さらに、こんなのまで。
ロイター通信によると、継承する名前によって新法王の傾向がある程度わかるという。ヨハネには「優しい父」を暗示する意味がある。歴代法王の顔ぶれをみると、ベネディクトは「保守の先代から穏健へ移行する傾向」があるという。
そりゃまぁ、醍醐天皇―後醍醐天皇みたいなものだろうし。自分で選び取る、ということは選んだ名前がそれなりにその人の方向性を示すのかもしれないけれども。
どうなることやら。