久々のがっつり「調べる」系レジュメ

のおかげで、アイヌとシベリアの北方少数民族についてにわか勉強。
付け焼き刃すぎて調べるほどに分からなくなる笑。

ええと、これまでのところを若干整理しておくと、

  • ソヴィエト政府ははじめ多民族国家を標榜して、少数民族共同体固有の言語を奨励し、それぞれの民族の言語での教育も推進していたけど、スターリニズムの影響下でソフホーズやら何やら集団化が進むにつれて先住民族言語重視の方策は採られなくなり、それと同時にソヴィエトの掲げる「近代性」が先住民族共同体に押しつけられていった
  • 「近代化」は言語・教育のみならず、衣食住全般に及んで、先住民族の「伝統」というのは、祭りのような娯楽的*1な側面のみでしか存続できなくて、その祭りはさらにソヴィエト内で多民族性の象徴としても利用された
  • ソヴィエトの言う「進歩」というのは結局のところ「ロシア化」つまり同化に過ぎなかった

ということかしらん。

*1:というと語弊があるかもしれないけどとりあえず付加的というか表面的というか…