寂光院

に本尊ができたみたいで。

本尊複製が完成、再建本堂に安置 放火被害の寂光院
2005年04月12日


再建された寂光院本堂に安置された本尊地蔵菩薩立像=11日、京都市左京区大原草生町で

 00年5月の放火で焼損した寂光院京都市左京区)の本尊「木造地蔵菩薩(ぼさつ)立像」(国の重要文化財)を再現した複製が完成し、11日、再建した本堂に安置された。京都国立博物館(同市東山区)内の財団法人・美術院が3年6カ月かけて制作。寂光院は「再建に向け、明るい兆しが見えた」と喜んでいる。

 火災で本堂は全焼し、1229年から伝わる本尊も外面がすべて焼けこげた。新本尊は台座を含め高さ3.5メートルで国内の地蔵菩薩では最大級。ヒノキの大木をくりぬいて造った。写真や記録を元に文様の再現を試み、袈裟(けさ)や衣には、金や朱の極彩色で唐草模様などを描いた。総制作費は約1億4千万円。

 寂光院は6月2日に本堂の落慶式を営み、3日から新本尊を一般公開する。

 また、寂光院は03年12月に亡くなった小松智光・前住職の後任に、小松前住職のめいの滝沢智明(ちみょう)・副住職(69)を内定、落慶式に合わせて就任式にあたる晋山式を開く。

 →http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200504120012.html

 写真がこれ。白っ。

今見ることのできるブツたちも、昔はみんなこういう感じだったのだろうけれども、なんかやっぱり馴染まない。
こういう「ぴかぴかの」状態の仏像を見て、そこはかとなく違和感を感じてしまう時点で、なんというか、「古いもの信仰」にとりつかれているなぁ、と。